洗脳 2015 8 30

書名 まだGHQの洗脳に縛られている日本人
著者 ケント・ギルバート  PHP研究所

 さて、この本から、興味深いところを見てしましょう。
「GHQが定めた30項目の報道規制」
 昭和20年(1945年)9月に定められた、
正式名称「日本に与うる新聞遵則」、
通称「プレス・コード」に規定された30項目を、
手元にある資料「日本人を狂わせた洗脳工作」(関野道夫著 自由社)から引用してみましょう。
(引用、以上)
 この30項目の報道規制については、数が多いので、省略しますが、
いくつか、興味深いところを取り上げましょう。

「17 神国日本の宣伝」
 かつて、森首相(当時)が、
「日本は神の国」と発言した時のマスコミの大騒ぎは、
「17 神国日本の宣伝」の禁止に原因があったのです。

「3 GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判」
 かつては、「GHQが日本国憲法を作った」などと書くと、
新聞や学者や評論家から猛烈に批判されましたが、
これは、GHQが定めた報道規制に原因があります。

 とにかく数が多いので、全部を取り上げることはできませんが、
この30項目にないのは、「日本政府に対する批判」ぐらいなものです。
そういうわけで、マスコミは、政府批判に専念してきたわけです。
 ところで、この30項目の報道規制には、
「28 虚偽の報道」というものがありますが、
なぜか、この項目だけでは、マスコミは遵守しなかったようです。
誤報どころか、虚報までありました。
 さて、この30項目の報道規制に対する印象は、
日本の左翼や左派は、GHQの報道規制を遵守して、
右翼や右派は、GHQの報道規制を破ってきた傾向があります。
 そうすると、日本の左翼や左派は「親米」で、
右翼や右派は「反米」だったのかと言いたくなります。













































































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